米国株(US STOCK)

【そろそろ買い時?】ホルダー多数、下落が止まらない高配当株 第1弾

こんにちは、きらくです。

今回は株価の下落が止まらない、とある高配当株について、下落の理由と個人的な見解をお話しします。

この記事を読むことで、とある高配当株の株価動向と事業状況について深い理解を得ることができます。

また、単なる表面的な株価の変動だけでなく、その背景にある要因や企業の実態を理解することもできます。

この記事では、以下の順序で説明を行っていきます。

  1. とある高配当株の基本情報と事業概要
  2. 近年の株価動向とその背景
  3. 業績の詳細分析
  4. 株価下落の真の理由の考察
  5. 現在の株価水準の評価
  6. 投資判断に関する個人的見解

今日お話しする内容が皆さんの投資判断の参考となればと思います。

それではよろしくお願いいたします。

ヤクルト本社、2年で株価2倍から半減

今回取り上げる、株価の下落が止まらない高配当株はヤクルト本社、証券コード2267です。

2023年5月1日を境にヤクルトの株価は急落し始め、現在では2,758円前後とピーク時の約半分以下になっています。

いったいヤクルトに何があったのでしょうか?、その謎を考察したいと思います。

本題に入る前に皆さんに質問です。

皆さんは「ヤクルト」という名前は、どの言語に由来しているかご存知でしょうか?

A) 英語
B) エスペラント語
C) ラテン語
D) 日本語

答えは B) エスペラント語 です

ヤクルトの名前はエスペラント語でヨーグルトを意味する「Jahurto」が語源です。

エスペラント語は19世紀末に作られた人工言語です。言語の違いによる障壁をなくし、相互理解と平和促進のため、1887年にポーランド人のザメンホフという人が世界共通語として考案しました。

創業者の代田博士は世界中の人々の健康に貢献したいという国際的なビジョンを持ち、エスペラント語を選ぶことで製品の普遍性を表現しようとしました。

また、「Jahurto」から「ヤクルト」への変換は、日本語として発音しやすく覚えやすい名前であり、当時としては革新的な選択でした。

この命名には、単なるマーケティング戦略を超えた代田博士の深い思想と先見性が込められています。

米国に第2工場、好調な米国事業

本題に戻って、ヤクルトの株価の下落理由を考える前に、ヤクルトの基本情報を確認しましょう。

ヤクルト本社は、言わずと知れた乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売を中心とした飲料・食品事業を主力としています。

また、実は国内のみならず、海外市場への進出にも積極的で、特に中国市場でのシェア拡大が進んでいるグローバル企業でもあります。

2024年3月期の連結事業構成を見ると、国内飲料・食品が48%、海外飲料・食品が45%、化粧品、医薬品の製造販売および東京ヤクルトスワローズのプロ野球興行などのその他が7%を占めています。

特に海外飲料・食品事業については、海外米国での事業展開が好調で、アトランタに2つ目の自社工場を建設し、2026年に稼働させることを予定しています。

23年3月期のアメリカヤクルトやメキシコヤクルトなど米州での売上高は全体の売上の13%、営業利益が19%を占めています。

ヤクルトの海外比率は売上高と営業利益でともに4割を超えており、新工場の建設でさらに事業を拡大することを目指しています。

新しい工場を建設するということは、ヤクルトがそれだけ米国市場での成長に自信をもっている証拠と言えます。

中国市場では苦戦、模索が続く

 一方で、懸念されるのが苦戦が続く中国事業です。

中国事業ではゼロコロナ政策の解除による消費拡大を期待し、23年1月に乳酸菌飲料「ヤクルト」などを約1割値上げしました。

しかし、中国国内の景気減速や東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に伴う日本製品の購入意欲の低下で販売は低迷しています。

具体的には中国でのヤクルトの1日の販売本数は23年1月から9月にかけて253万本と、前年同期に比べて23%減少し、ヤクルトにとって苦しい展開が続いています。

そのため、ヤクルトは現地大手のECモールへの出店を強化するなど、業績回復に向けた対策を講じています。

また、最近では、中国において健康への関心が高まっており、乳酸菌飲料市場においても栄養成分が配合された商品の需要が伸びていることから、鉄分を配合した「ヤクルト ピーチ風味(鉄プラス)」を中国市場向けに5月9日から発売しています。

特に、中国で人気のあるピーチ風味にすることで需要を喚起し、売り上げの増大を図る方針で、こうした事業戦略が成功するか注目したいところです。

個人的にピーチは好きなので、どんな味なのかも気になるところです。

腸活×スキンケア:二刀流の美容戦略

また、ヤクルトは飲料事業だけでなく、乳酸菌を活用した「高分子ヒアルロン酸(保湿成分)」などを配合した化粧品を開発、販売しています。

乳酸菌飲料でからだの内側、おなかの調子をととのえ、乳酸菌生まれの成分を配合した化粧品でからだの外側、お肌のすこやかさを守る、という体の内と外をケアする独自の事業モデルが同社の強みです。

乳酸菌パワーも通用せず?、株価暴落

そんなヤクルト本社ですが、2021年から2023年5月まで、株価は右肩上がりでなんと2倍近く上昇し、5,215円という高値をつけました。

しかし、2023年5月1日を境に株価は急落し始め、現在では2,758円前後とピーク時の約半分以下になってしまっています。

移動平均線を見ると、短期・中期・長期のすべてが下向きで、株価もその下に位置しています。

つまり、下落トレンドが続いているのです。また、株価下落時に大きな出来高が見られ、これは強い売り圧力があったことを示しています。

「絶頂から奈落の底へ」と言わんばかりのこの状況、何が原因なのでしょうか?

ヤクルト株暴落の謎、意外にも好調な業績

なぜこんなにもヤクルトの株は売られているのか。その理由を探っていきましょう。ここで驚くべき事実があります。実はヤクルト本社の業績は好調なんです。

「そんなバカな」って思いますよね。

でも、2024年3月期の連結業績を見てみると、売上高は5,031億円で前期比4.1%増となっています。

ただし、営業利益は634億円で前期比4%減となっています。「あ、これが原因か」いえいえ、そう単純ではありません。

実は、国内飲料事業は好調なんです。宅配品の「Yakult1000」や店頭品の「Y1000」の販売本数が増え、増収増益となっています。

加えて、2025年3月期の業績予想は明るいです。売上高は5,335億円、前年同期比6%増、営業利益は685億円、前年同期比8%増を見込んでいます。さらに、増配も予定しています。

「えっ、増収増益じゃないか!」そうなんです。しかも、増配も予定しています。

5年で配当2.8倍増、毎年約2割ずつ増配

また、ヤクルトの配当方針については、継続的な増配を目指すことを最優先とし、将来の事業拡大や収益向上を図るための資金需要および財政状況ならびに当期の業績などを総合的に勘案して配当金額を決定しています

具体的には、2020年3月期から2025年3月期の予想まで毎年大幅な増配を続けています。2020年3月期の1株当たり配当は23円でしたが、2025年3月期には64円になる予想です。

これは5年間で約2.8倍、年平均の増配率は22.7%です。つまり、毎年約2割ずつ配当額が増えていることになります。

年22.7%増配の好業績の裏に潜む"期待"と"現実"のギャップ

これこそが、今回の最大の謎なんです。好業績、増配傾向、年平均の増配率は22.7%。これだけ見れば、株価上昇の材料だらけです。

では、何故ここまで株価が下落しているのかと言うと、これまでの好業績の裏に隠れた"期待"と"現実"のギャップが原因です。

ヤクルト1000の栄光と影

国内市場で驚異的な成功を収めたヤクルト1000。しかし、その裏には多くの試練と投資家の期待を裏切る現実が待っていました。

ホルダーの方はヤクルトの株を売るべきか、まだヤクルトの株を持っていない方は株を買うべきか、ヤクルト株について個人的な考えをお伝えしたいと思います。

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