エヌビディアの成長ポテンシャルを見逃すな!個別株投資の新たなチャンス
エヌビディアは、個別株投資を行っているあなたにとって、注目すべき企業の一つです。
同社は最新の決算で、予想を上回る業績を発表し、特にデータセンターと自動運転車関連の分野で顕著な成長を遂げています。
株価も過去1年間で165.44%上昇しており、投資家にとって非常に魅力的な銘柄となっています。
さらに、新製品「ブラックウェル」の導入や配当の増加といった積極的な株主還元策も進められており、エヌビディアは今後も高い成長が期待されます。
このような成長企業に投資することで、あなたのポートフォリオのパフォーマンスを大きく向上させる可能性があります。
あなたが個別株投資に興味を持っているならば、エヌビディアの最新の業績や新技術に注目し、その成長ポテンシャルを評価することは非常に重要です。
特にAI技術の最前線で活躍するエヌビディアは、今後も市場をリードし続ける可能性が高く、長期的な投資戦略において重要なポジションを占めることができるでしょう。
エヌビディア(NVDA)の投資判断
NVIDIAは、コンピュータの計算を速くするための技術を提供する半導体企業です。
事業は2つの分野に分かれています。
コンピューティングとネットワーキングの分野では、データセンター、ネットワーク、自動運転車、電気自動車などに関連する製品とサービスを提供しています。
グラフィックスの分野では、主にゲームやパソコン向けのグラフィックスチップやソフトウェアを提供しています。
基本情報はこちらの表のとおりです。
株価のチャート
株価のチャートは、こちらのとおりです。
過去1年間の株価は、プラス165.44%となっています。
最新の決算
エヌビディアは、2024年5月22日に決算を発表しています。
EPSについては、アナリスト予想5.58ドルに対して、結果6.12ドルで、アナリスト予想を上回りました。
四半期の売上高については、アナリスト予想245.9億ドルに対して、結果約260.4億ドル、前年同期比約18%増で、アナリスト予想を上回りました。
2025年1月期第1四半期業績の概要
エヌビディアの決算のポイント
エヌビディアのデータセンター向け売上高は226億ドルで、前四半期の184億ドルを上回り、市場予想の211.3億ドルも上回りました。
ゲーム向け売上高は26億ドルで、前四半期の29億ドルと比較すると減少しましたが、市場予想の26.2億ドルにほぼ一致しました。
プロフェッショナル・ビジュアライゼーション売上高は4.27億ドルで、前四半期の4.63億ドルを下回り、市場予想の4.79億ドルも下回りました。
オートモーティブ売上高は3.29億ドルで、前四半期の2.81億ドルを上回り、市場予想の2.92億ドルも上回りました。
エヌビディアは1対10の株式分割を発表し、四半期配当を1株当たり4セントから10セントに増配しました。
また、次世代チップ・プラットフォーム「ブラックウェル」がフル生産体制に移行しました。
ブラックウェルは2080億個のトランジスタを搭載するGPUで、従来品と比較してコストとエネルギー消費を25分の1に抑えます。
数兆パラメータの大規模言語モデルによるリアルタイム生成AIを構築・実行できる能力があります。
このブラックウェルは2年前に発売された「Hopper」の後継型で、アマゾンAWS、グーグル・クラウド、マイクロソフト・アジュールや政府向けのソブリン・クラウドなどクラウド・サービス・プロバイダー向けに提供される予定です。
経営陣の主なコメント
エヌビディアの第1四半期の売上高は260億ドルで、これは過去最高の四半期記録となり、前四半期比で18%、前年同期比で262%の増加を示しました。これは会社見通しの240億ドルを大きく上回りました。
データセンターの売上は前年比で427%増加し、過去最高を記録しました。
これは「Hopper」GPUのコンピューティング・プラットフォームに対する強い需要に引っ張られ、特に企業向けや消費者向けネット企業の顧客層で大きく伸びたことによるものです。
パブリック・クラウド・プロバイダーにとって、エヌビディアのチップはコストパフォーマンスに優れており、OpenAI、Anthropic、Meta Platformsなどの大手企業がクラウド上でエヌビディアの製品を使用してAIプラットフォームを構築しています。
また、テスラのAIトレーニングにおいても35,000基のH100 GPUの拡張をサポートしました。
さらに、テスラの最新自動運転ソフトウェア「FSD バージョン12」の画期的なパフォーマンス実現を支援し、自動運転機能の大幅な進化に貢献しました。
自動車業界全体でエヌビディアのAIインフラが成長のコアとなり、今後、車両本体とクラウドの両方で数十億ドル規模の売上を見込んでいます。
Meta Platformsは24,000基の「H100 GPU」クラスターでトレーニングされた最新の大規模言語モデル「Llama 3」を発表しました。
このモデルはFacebook、Instagram、WhatsApp、MessengerなどのMetaのプラットフォーム上で利用できるAIの原動力となっています。
「Llama 3」はオープンソースであり、業界全体にAI開発を波及させています。
世界中のさまざまな国家や政府が「ソブリンAI」に投資しており、これは独自のインフラストラクチャ、データ、労働力、ビジネスネットワークを使用してAIを活用する国家インフラです。
日本ではKDDI、さくらインターネット、ソフトバンクなどの主要なデジタルインフラ企業が7.4億ドル(約1,200億円)以上を投資し、国家主導のAIインフラを構築する予定です。
「ブラックウェル」は「H100」よりも最大4倍高速なトレーニングと30倍高速な推論を実現し、兆規模のパラメータの大規模言語モデルでリアルタイム生成AIを可能にします。
今後は「ブラックウェル」の売上が成長に貢献すると期待されています。
このように、エヌビディアは各分野で強力な成長を遂げており、AI技術の最前線で活躍しています。
直近4回分の決算のサプライズ率
EPS
2024年第2四半期から2025年第1四半期までのEPSについては、全ての四半期で、アナリスト予想を上回っています。
アナリスト予想を何パーセント上回ったかを示すサプライズ率については、過去4四半期の平均は17%となっています。
売上高
2024年第2四半期から2025年第1四半期までの売上高については、全ての四半期で、アナリスト予想を上回っています。
アナリスト予想を何パーセント上回ったかを示すサプライズ率については、過去4四半期の平均は12%となっています。
EPS
EPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株当たり純利益ともいわれます。
EPSからわかることは、企業の「収益力」と「成長性」の2つです。
数値が高いほど企業の収益力は高いと見ることができます。
また、同じ企業の当期EPSと前期以前のEPSを比較することで、企業が順調に成長しているか判断することもできます。
エヌビディアのEPSは2023年第2四半期から2024年第1四半期に減少しましたが、2024年第2四半期以降急速に回復し、成長率は400%以上を記録しています。
売上高の推移
エヌビディアの売上高は、2023年第2四半期から2024年第1四半期まで減少しましたが、2024年第2四半期以降急速に回復し、成長率は100%を超える高い水準を維持しています。
「利益」は意見、「キャッシュ」は現実
損益計算書(PL)に記載される売上高などの「利益」は、本来であれば来期に立つ売上を、今期の売上として計上することや架空の売上を立てることで、意図的に「利益」を過大に見せること、いわゆる粉飾が可能であり、明らかな粉飾でない限り、このような粉飾を見抜くことは難しいと言われています。
他方、キャッシュフロー計算書(CF)に記載される営業キャッシュフローなどの「キャッシュ」は、実際にどれだけの現金が出入りしたのかを表し、意図的な調整をする余地がありません。
そのため、会計の世界では、『「利益」は意見、「キャッシュ」は現実』、または『キャッシュフローは嘘をつかない』とされています。
また、損益計算書では黒字にも関わらず、倒産してしまう「黒字倒産」の原因は、売上が発生しても、その入金、現金収入が大幅に遅れ、企業が現金不足に陥ることで起こるとされています。
そのため、企業の「利益」だけでなく、企業の「キャッシュ」を確認することが重要です。
営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは、企業の営業活動で得られた現金収入です。
エヌビディアの営業キャッシュフローは、2022年1月期に56.4%増加後、2023年1月期に38.1%減少しましたが、2024年1月期に398.0%と劇的に回復しました。
ネットキャッシュ比率とは
ネットキャッシュ比率とは、資産総額に対する資金の豊富さを計る尺度です。
ネットキャッシュとネットキャッシュ比率の定義については、長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家、清原達郎氏のネットキャッシュ比率の定義を採用しています。
ネットキャッシュ=流動資産+投資有価証券×70%-負債
ネットキャッシュ比率=ネットキャッシュ÷時価総額
ネットキャッシュ比率=(流動資産+投資有価証券×70%-負債)÷時価総額
ネットキャッシュ比率が1の企業については、「会社がただで買えるほど割安」であり、数字が大きいほど割安と判断できます。
また、清原氏曰く、ネットキャッシュ比率が1を超えている企業については、「ただで会社をもらった上で現金まで貰える」ほど割安だとされています。
より詳しい内容については、清原達郎氏の「わが投資術 市場は誰に微笑むか」をご覧ください。
ネットキャッシュ比率
ネットキャッシュ比率は企業の資金豊富さを示し、1以上なら割安とされます。
エヌビディアのネットキャッシュ比率は0.01で、資産と負債がほぼ均衡していることを示しています。
投資判断
それでは、エヌビディアの投資判断を行いたいと思いますが、続きの内容については、youtubeのメンバーシップの限定動画かnoteの有料記事となります。
youtubeのメンバーシップに加入するか、noteのメンバーシップに加入していただくことで、見ることができます。
メンバーシップは、初月無料ですので、月末までに退会すればご負担0円で、お試しすることができます。
【note メンバーシップ】
【徹底分析】個別株 決算&財務諸表を解説|きらくの個別株観測所メンバーシップでは、毎月、1つ300円の記事(動画付き)を8つ以上出しています。 初月無料ですので、月末までに退会すればnote.com
【youtube メンバーシップ】
https://www.youtube.com/channel/UCiDXoVlGMR_T0L1V6vpUbjQ/join