(1) 投資実績の推移
A. 時系列での資産推移
- 2018年:投資開始
- 2020年(コロナショック時):1億円→7000万円に減少
- 2024年現在:資産額約3.2億円まで回復
B. 投資スタイルの変遷
a) コロナショック以前
- 明確な投資軸を持たない運用
- 体系的な投資戦略の不在
b) コロナショック後の転換
- 経済への影響を深く考察
- 手堅い資産形成を目指した戦略の確立
- 長期保有方針への転換
(2) 現在の投資方針
A. 投資哲学
- 安定性重視の長期投資
- 本質的な企業価値に着目
- 社会インフラとしての重要性を評価
B. 銘柄選定基準
a) 基本方針
- 安定的な配当実績を持つ大型株
- 国策関連テーマを持つ成長銘柄
- 人々の生活に不可欠なビジネスモデル
b) 配当投資の具体的基準
- 基準配当利回り:3%程度
- 検討対象となる例外ケース:
- 継続的な増配傾向がある銘柄
- 財務基盤が特に優良な銘柄
- 高い配当継続性が期待できる銘柄
C. 現在のポートフォリオ構成
- 配当銘柄&国策テーマ株:65%
- 安定収益の基盤
- 政策支援による成長期待
- 米国株:24%
- グローバル分散投資
- 為替リスクへの対応
- 投資信託:11%
- さらなる分散効果
- 専門家による運用活用
(3) 投資実践例
A. 主要保有銘柄(2020年からの投資開始)
- 日立製作所
- デジタル社会のインフラ提供
- 社会システム事業の重要性
- レゾナックHD
- 素材産業での基幹的役割
- 産業全体への影響力
- 富士フイルムHD
- ヘルスケア分野での展開
- デジタル技術との融合
B. 投資成果の分析
a) 銘柄選定の成功要因
- 業界のリーディングカンパニー
- 必要不可欠な製品・サービスの提供
- 高い事業継続性
- 強固な財務基盤
b) 実現したリターン
- 投資開始から2~5倍の株価上昇
- 安定的な配当収入の確保
- 長期保有による複利効果の享受