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Eコマースの巨人 アマゾン(AMZN) 決算&財務諸表を分析(2023年12月)

amazon

Amazonの株は買うべき?

Amazonの業績や財務状況を知りたいけど、自分で調べるのは大変。。

そんな悩みを抱える個人投資家のため、この記事では、最新のAmazonの決算内容、PERや財務諸表を分析します。

この記事を読めば、誰でも、Amazonの現在の業績や財務状況を把握することができます。

今回の記事では、Amazonの総合評価をS,A,B,C,Dの5段階で評価をしていますので、投資判断の参考としていただければと思います

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Amazonとは?

Amazon(AMZN)は、様々な商品の販売を行っているオンラインマーケットプレイス Amazon.comに代表される「Eコマース事業」やAWS(Amazon Web Services)に代表される「クラウドコンピューティングサービス」など多様なビジネス事業を展開している企業です。
その事業範囲は幅広く、以下のような主要なサービスや製品が含まれます。

  1. Amazon.com: オンラインマーケットプレイスとして、様々な商品の販売を行っています。本、家電、衣類、食品など、幅広いカテゴリーの商品が提供されています。
  2. Amazon Prime: 有料会員サービスで、送料無料の迅速な配送、映画やテレビ番組のストリーミング、音楽ストリーミングサービスなどを提供しています。
  3. AWS(Amazon Web Services): クラウドコンピューティングプラットフォームで、サーバー、ストレージ、データベース、分析、人工知能などのサービスを提供しています。
  4. Kindle: 電子書籍リーダーとして知られ、電子書籍の販売も行っています。
  5. Amazon EchoとAlexa: スマートスピーカーと音声認識アシスタント技術を提供し、音楽再生、情報提供、スマートホームデバイスの制御などが可能です。
  6. Amazon Fresh: 食品と日用品のオンラインスーパーマーケットサービスで、新鮮な食料品の配達を行っています。
  7. Amazon Studios: 映画やテレビシリーズの制作、配給を行う事業部門で、オリジナルのコンテンツも制作しています。

最新の決算

2023年10月にAmazonは2023年第3四半期決算を発表しており、

  • EPS:アナリスト予想58セントに対し結果94セントで、アナリスト予想を上回る。(〇) 
  • 売上高:アナリスト予想1414億ドルに対し結果1431億ドルで、アナリスト予想を上回る。(〇)
  • アマゾン・ウェブ・サービスの売上高:アナリスト予想232億ドルに対し結果231億ドルで、アナリスト予想を下回る。(✖)
  • デジタル広告などの広告事業の売上高:アナリスト予想116億ドルに対し結果121億ドルで、アナリスト予想を上回る。(〇)
  • 次期四半期売上高ガイダンス:アナリスト予想1666億ドルに対し結果1600億ドルから1670億ドルで、中値1635億ドルがアナリスト予想を下回る。(✖)

という結果でした。

Amazonは、パンデミック(世界的大流行)時に事業を急拡大しすぎたため、昨年秋以降、27,000人の従業員を解雇するなどコスト削減を行っています。

アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は、こうしたコスト削減の努力は引き続き実を結んでいると述べています。

デジタル広告事業の売上については、小売業者や大手ブランドが、競争が激化する市場での認知度を高めるために広告支出を強化しており、好調です。
広告収入は前年比で26%急増しました。これはグーグルの広告成長率9%を大きく上回り、フェイスブックの広告成長率23%を上回っています。

PERとは?

PER(Price Earnings Ratio、株価収益率)は、株式市場における投資家が使う重要な指標の一つです。

PERは、企業の株価を一株あたりの利益(EPS、Earnings Per Share)で割って計算されます
例えば株価が1,000円で、EPSが100円であれば、「株価 1,000円÷EPS 100円=10倍」と計算できます。

一般的にはPERが高ければ割高、低ければ割安と判断できます。

PERの推移

2023年12月9日時点のAmazonのPERについては、finance charts.comによると下記のとおりです。

  • 過去5年間の平均PER: 74.18倍
  • 過去3年間の平均PER: 69.43倍
  • 過去1年間の平均PER:64.52倍
  • 2023年12月9日時点のPER:76.78倍

となっています。

このデータから、AmazonのPERは過去5年間、3年間、1年間を通じて比較的安定しており、64.52倍から74.18倍の間で推移しています。過去1年間の平均PERが64.52倍とやや低いものの、2023年12月9日時点でのPERは76.78倍となっており、過去平均を上回っています。

PERが過去の平均を上回ることは、市場がAmazonの将来の成長に対して期待を持っていることを示している可能性があります。
PERは株価を1株あたりの利益で割った値であり、高いPERは投資家が高い収益成長を期待しているか、あるいは株価がその時点で高く評価されていることを示します。
Amazonの場合、強い市場ポジションと持続的な成長が期待されていることが、現時点でのPERから読み取れます。

https://www.financecharts.com/stocks/AMZN/value/pe-ratio

売上高の推移

  • 2020年第4四半期の売上高は1,255.55億ドルとなっています。この期間は通常、ホリデーシーズンで売上が増加するため、高い数字が見られます。
  • 2021年の売上高は1,085.18億ドル(第1四半期)から1,374.12億ドル(第4四半期)の間で推移しました。四半期ごとの変動がありますが、特に第4四半期には再び売上が大幅に増加しています。
  • 2022年の売上高は1,164.44億ドル(第1四半期)から1,492.04億ドル(第4四半期)と増加傾向を維持しています。2022年第4四半期の売上高は、これまでの四半期の中で最高を記録しています。
  • 2023年第1四半期は1,273.58億ドル、第2四半期は1,343.83億ドル、第3四半期は1,430.83億ドルとなっています。これらの数値は、安定した成長を示しています。また、2023年第4四半期の会社ガイダンスは1,635億ドルと、さらなる増加が予想されています。

これらのデータから、は2020年第4四半期から2023年にかけて、全体的に安定した成長を遂げていることがわかります。
特にホリデーシーズンには売上が顕著に増加する傾向が見られ、毎年第4四半期には高い売上を記録しています。
2023年の次期四半期売上高ガイダンスもこの傾向を維持しており、Amazonのビジネスが引き続き強い成長を見せていることが明らかです。

売上高 前年同期比での成長率

  • 2021年第4四半期の売上高成長率は9.4%となり、この時期には穏やかな成長が見られます。
  • 2022年は第1四半期に7.3%、第2四半期に7.2%の成長を記録し、第3四半期には14.7%と成長が加速しました。第4四半期には8.6%の成長率となっています。この年を通じて、Amazonの売上は安定した成長を見せています。
  • 2023年第1四半期の成長率は9.4%となり、第2四半期は10.8%、第3四半期は12.6%と、成長のペースが続いています。また、2023年第4四半期の会社ガイダンスによると、成長率は9.6%と予想されています。

これらのデータから、Amazonは2021年第4四半期から2023年にかけて、全体的に安定した成長を遂げていることがわかります。特に2022年第3四半期と2023年の成長率は目立ち、会社のビジネスが引き続き強い成長を見せていることが明らかです。

営業利益とは?

営業利益とは、企業が本業で稼いだ利益です。

営業利益は売上高から、販売した商品の原価である売上原価と、販売のためのコストである販管費を除くと求めることができます。

営業利益の推移

  • 2020年第4四半期の営業利益は68.73億ドルで、年末のホリデーシーズンによる売上の増加に伴い、高い利益を記録しています。
  • 2021年の営業利益は88.65億ドル(第1四半期)から34.60億ドル(第4四半期)へと減少しました。特に第3四半期と第4四半期には大幅な減少が見られます。
  •  2022年の営業利益は36.69億ドル(第1四半期)から27.37億ドル(第4四半期)と、全体的に低下傾向にありました。2022年の四半期ごとの利益は、前年同期比で減少しています。
  • しかし、2023年に入ると、営業利益は回復傾向にあります。第1四半期には47.74億ドル、第2四半期には76.81億ドル、第3四半期には111.88億ドルと、四半期ごとに大幅に増加しています。

これらのデータから、Amazonの営業利益は2021年に減少傾向にありましたが、2023年に入ると大幅に回復しています。
2023年の第2四半期と第3四半期の営業利益の増加は特に顕著で、同社のビジネスが強い成長を見せていることを示しています。

営業利益 前年同期比での成長率

  • 2021年第4四半期の営業利益成長率は-49.7%となり、前年同期比で大幅な減少が見られます。
  • 2022年は第1四半期に-58.6%、第2四半期に-56.9%、第3四半期に-48.0%、第4四半期に-20.9%と、四半期ごとに減少が続いています。特に前半の四半期における減少率は非常に大きく、営業利益が前年同期比でかなり減少していることがわかります。
  • しかし、2023年に入ると営業利益成長率は大きく改善します。第1四半期には30.1%、第2四半期には131.6%、第3四半期には驚異的な343.1%と、前年同期比で大幅に増加しています。

これらのデータから、Amazonは2021年の後半から2022年を通じて営業利益が減少していましたが、2023年に入ってからは大幅に営業利益が回復し、特に2023年第3四半期の成長率は非常に高いことがわかります。

営業利益率

営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合を示したものです。

この割合が高いほど、企業の本業の稼ぐ力が強いと判断できます。

  • 2021年第4四半期の営業利益率は2.52%で、この時期には比較的低い収益性を示しています。
  • 2022年を通じて、営業利益率はさらに低下する傾向にあります。第1四半期は3.15%で少し上昇しますが、その後第2四半期に2.74%、第3四半期に1.99%、第4四半期に1.83%と減少しています。これは、Amazonの収益性がその期間において若干圧迫されていたことを示しています。
  • しかし、2023年に入ると営業利益率は改善傾向を見せています。第1四半期には3.75%、第2四半期には5.72%、第3四半期には7.82%と、四半期ごとに顕著な増加が見られます。

これらのデータから、Amazonの営業利益率は2022年には低下傾向にあったものの、2023年には大幅に改善し、特に第3四半期の7.82%は、前年同期比で大きな向上を示しています。
全体として、Amazonのビジネスは2023年に強い収益性の向上を見せており、健全な成長を遂げていることが明らかです。

営業キャッシュフローとは?

営業キャッシュフローの概要

営業キャッシュフローは、企業が営業活動でどれだけの現金を生み出しているかを示しています。

この指標は、単に売上高などの会計上の利益を上げているだけでなく、その利益が現金として実際に会社の手元に流れ込んでいるかを反映しています。

会計上の利益とキャッシュフローの違い

売上高や営業利益は、会計のルールに基づいて計算されますが、これらは実際に企業の手元に入ってくる現金の量とは必ずしも一致しません。

これは、収益が発生する時期と実際に現金が得られる時期などが異なるためです。

営業キャッシュフローの例

例えば、一般的な企業の営業活動においては、商品が売れたとしても、その代金がすぐに現金として手元に入るとは限らず、支払いが後日行われることもあります。

一方で、営業キャッシュフローは実際に企業が現金を手にしているかどうかを示します。

営業キャッシュフローの内訳

営業キャッシュフローには、商品やサービスの売上から得た現金、在庫を売って得た現金、そして日々のビジネス運営に必要な資金のやり取りが含まれます。

営業キャッシュフローの重要性

つまり、営業キャッシュフローは、実際に企業の手元に流れ込んでくる現金の量を表しているので、企業の財務的健全性と運営効率をリアルタイムで把握するのに適しています。

利益とキャッシュフローの関係

例えば、高い利益を報告しながらも営業キャッシュフローが低い、またはマイナスである企業は、利益が形式上のもので現金としては確保されていない可能性があり、そのような状況は企業の財務健全性に問題があります。

逆に、利益が低くても営業キャッシュフローが高い企業は、効率的な現金管理を行っていることを示しており、長期的な視点で見た場合に安定した経営を行っている可能性があります。

営業キャッシュフロー

それでは、2020年第4四半期から2023年第3四半期までの期間にわたるAmazonの営業キャッシュフローに関するデータを見てみましょう。

続きの記事については、有料記事となります。

興味がある方は、ご覧ください。

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